水景†景観

淡水熱帯魚メインのブログです。
まだまだ初心者ですが、どうぞ気軽に見ていってください。

コケのおはなし3

おはこんばんちわヽ(・∀・)ノ



最近水槽はめっぽう調子が上がっていますヽ(´▽`)/


そして、今日は久しぶりにコケのおはなしについて書いていこうと思います。


約1ヶ月ほど前に「do aqua!」のプラントシリンダーで一個立ち上げました。



真ん中に巨石をおいて周りに小石を置いたのですが、自分のミスで巨石が大きくずれてしまいレイアウトが少し崩れました(笑


あと、水草の種を周りにふんだんに撒いて立ち上げ完了。


なんとも、このシリンダーには今のところ1ヶ月立つというのにコケが一切生えてこない。


ちなみに入っている生体は、
・グリーンネオンテトラ5匹
・ヤマトヌマエビ1匹
・イシマキガイ1匹
・ヒメタニシ1匹


です。
9L弱の水量からしてみれば、全然過密でもなく、全く問題ない生体数だと思います。


餌も1~2日に一回10秒以内に食べきれる量しか与えていません


底面フィルターを敷いてその上にはソイルを7cm位敷いてます


水換えは2日に一回1~1.5L換水です。


もうわかってしまったかもしれません。


コケが生えない方法。


まぁ、前回同様これも持論なんですけどね(笑
でも、一ヶ月位って言ったら大体みんな茶ゴケやら緑藻に悩まされる頃じゃないですか?


自分も今のメイン水槽の最初の頃は緑藻にかなり悩まされていました(´・ω・`)
当ブログの最初らへんを見てもらえるとわかりますが、相当苦悩の連続でした(つд⊂)


今のメイン水槽は…↓



じゃん。
コケはコケでも苔(南米モス)がものすごい勢いで成長しきってます。
トリミングしたいのですが、カラーシュリンプの稚エビ達がモスの中を陣取ってるので
トリミングさせてもらえません(笑
後景の侘び草たちもモサモサになってきました。
こちらは少しづつトリミングしてはいるのですが、中々追いつきませんね。
こいつらの成長力と来たら…(笑


ちなみに最近では全くと言っていいほどコケ(藻)は発生しておりません。


例え発生したとしても、メイン水槽にはおそらくエビが稚エビ含め100近く生息しておりますので
良い餌になってると思われます。


なのでほとんど目立ったコケが生えてませんね。




そこで、
我流のコケの生えない方法を皆さんにお教えしましょう。


まぁ、飽くまでも我流なので他の家庭の水槽では試したことがないので
100%の保証はありません
が、大体は自信があります。



・其の一
 水槽の水量に対して魚は少量で飼うべし
これはですね、よく言われてることなのですが
1Lの水に対して魚1cm
って言われてるんですね。まぁ、大型魚はこれに当てはまらないんですが、
小型魚においてはこれは抜群にいいところを付いてると思うんですよ。
例えば、
10Lの水に対してグリーンテトラ4~5匹。
これが一番妥当だと思うんです。むしろこれ以上増やしてはなりません。
但し、エビや貝はこれに含まれません。
エビや貝は魚ほど水を汚さないので多少オーバーしても問題ありません。
(多すぎるのはダメなので、エビは0.4Lで1匹位)


・其の二
 水換えは2~3日置きに実行すべし
当ブログをお読みの方は水換えの大事さを十分わかってくださってるかと思いますが、
バクテリアの発生前でもバクテリア発生後の安定した水槽でも
これを実行して欲しいんですね。
コケが蔓延る原因の第一位は断然、水の富栄養化です。
ようは、糞があろうが枯葉があろうが養分が水に解けなきゃいいんです。
んー、もっというと、養分が水に溶けてもコケに回る前に換水して取り出してしまえば
いいんです。
つまり、貧栄養に持っていけばいいってことですね。
でも貧栄養だと水草にも栄養が回らないんじゃないかって?
心配無用。水草が吸収する分なんてたかがしれています。
ほんの少しでいいんです。
逆に考えてください。水草が吸収しきれないからコケが成長するんです。
そう。だから人間が思ってるより水草の必要な栄養素はほんの少しでいいんです。
しかも、水道水の中にも微量に水草の必要な栄養素は含まれています。
それだけで十分なんです。


そしてもう一個。
生物ろ過の成れの果て。硝酸塩。
生物ろ過が安定したらコケが生えなくなると言いますが、
成れの果ての硝酸塩が蓄積していくとこれもまたコケの原因になるのですが・・・?
多少は水草が吸収したとしても、結局は生物ろ過完成=コケが発生しない
ではないとおもうんです。
水草が安定して栄養を吸収できるようになったら始めてコケが抑えられる
っていうことではないでしょうか?
植えたての水草は本領発揮できないですからね。大体1ヶ月くらいは掛かると思います。
そして、生物ろ過が安定するのも1ヶ月位といいます。
その時期が被るから勘違いされてる方もいるっていうだけだとおもいますが、どうでしょう?


・其の三
 ソイルを使うならプラチナソイル一択
はい。これは完全に私の偏見です(笑
ですがね、プラチナソイル。凄いパワーを秘めてますよ。
ブラックもブラウンも含めて私はすごいと思います。
ブラウンよりもブラックの方が吸着力は上だと思いますが、その分
pHを下げる能力も上なので、そこの使い分けが必要ですけどね。
私は普段遣いにするなら、これ以上のソイルはないと思って信じております。


・其の四
 小型水槽なら絶対「底面フィルター+プラチナソイル」にすべし
まぁ、これも私の偏見っちゃ偏見なんですけどねヽ(´▽`)/
みなさん小型水槽にフィルター付けるなら何にします?
外掛けフィルター?スポンジフィルター?


そんなのは捨ててください(笑
そんな中途半端な濾過器使ってるからいつまでたってもコケがつくんですよ。
考えても見てください。
底面フィルターって何が凄いと思います?
底面のソイル全てが濾過材になるんですよ?
例えば水槽にソイル3L入れて、底面フィルター全面に敷いたらどうなります?
外部フィルター エーハイム2213 並みのろ過能力になるんですよ。
小型水槽において2213を導入すれば洗濯機並みの水流になるでしょうし、
何より金銭面においてキツイですよね。
それが数百円のフィルターで実現できちゃうんですよ。
まぁ、完全に2213と同じになるわけではないですが、
外掛けフィルターやスポンジフィルターはバクテリアが住み着くには不安定なフィルターだとおもうんです。
ろ過面積があまりにも狭すぎる。
狭すぎる上に場所を取る。
それならば、底面フィルターが一番安定してると思います。


・其の五
 魚の餌は極少量にすべし
これはそのままなのですが、他の飼育者を見たり、とある説明書きなんかを見ていると、
結構餌の量が多いようなきがするんです。
例えば、餌のパッケージの量の説明書きを見ていると、、、
「一日最低2~3回、5分以内に食べきれる量で…」
とか書いてあるんですよ。


これそのまま実行し続けたらかなりヤバイですよ(笑
一日最低2~3回って(笑
どんだけ餌ばっかり与えてるのよ。しかも「最低」って。
むしろ「最高」でしょ。
普通、カラシン系なんかだとパラパラっとやると5秒位で食べ尽くします。
これが五分となると、相当な量ですよ(笑
水面全面を覆い尽くすくらいの量になりますがヽ(´▽`)/
(まぁ、メーカー側からすれば早く餌をなくして次を買ってもらわないと困りますからね)


この時間が適応されるのは、おそらく
コリドラスなど極端に餌の食べるスピードが遅い魚に限る
と思うんですけどね。
うちでもメイン水槽にコリちゃん達もカラシン系やラスボラ等がいて
少しの量だとコリちゃん達が食べれなくなってしまうので少し多めに入れています。


もちろん、沈下性フードでコリドラスが中心となって食べられるように工夫して、
少し多めに入れるようにしていますが、その対処法として、多めの換水をやってるんです。
そして、餌を与えたあとは必ず全員のお腹をチェックします。
痩せている個体がいないか?
ちゃんと全員食べれているか?


少しお腹がふっくら膨れる位を目安にしています。


これでバランスが取れています。コリドラスがちゃんと食べられるということは
他の遊泳性の高い魚たちは余裕で食べれていることになりますからね。
いつも、やつらはお腹パンパンです(笑


・其の六
 水換えは点滴法でやるべし
これも当ブログでは毎回言ってることなんですが、
最強の水換え方法。
水換え頻度をあげるなら点滴法。
魚にとっては急に水質が変わると浸透圧の関係で生きていけないんですよ。
それが、小型水槽になればなるほど水質は急変するんです。
だから、水量が少ない水槽ほど点滴法をおすすめします。
コケはあまり関係ないですが、魚のことを第一に考えたことですね。
カラシンや、コリドラスなど、比較的強い魚は1秒に3滴位でも大丈夫です。
エビ等はかなり水質の変化に弱いですから1秒1滴か、2秒1滴くらいにしています。
これくらい慎重にやればまず病気や死んだりすることはまずありえません。
白点病などは、急な温度差で発症するみたいですからね。
やっぱり点滴法で少しづつ変化させてやるのがいいみたいです。


ちなみにこの秒数の点滴法は小型水槽においてです。
大体30cm水槽クラスまでですね。私は。
60cm規格クラス以上の水槽においては、元々水量が多いのでそこまでシビアではありません。
水量が多いってことは、それだけ水質も急変しませんから。


私の水槽では、60cmワイドで点滴法やるときは大体1秒に6滴~7滴位で落としています。点滴法ではMAX位のスピードですね。
これで10Lにつき2.5~3時間位で終わります。(いつも10Lくらいまでしか換水しません。バケツ丁度一杯分で十分)


・其の七
 水草はふんだんに使うべし
これは水を浄化する上で一番大事だと思います。
特に成長力抜群の有茎草をふんだんにうえて、根から栄養を吸収させながら、
シダ類やモス類、アヌビアスなど、葉から栄養を吸収する水草を使う。
ソイルとの相乗効果で水草にもコケがつきにくくなると思います。



とにもかくにも、水中の栄養をいかになくすか。
だからこそ、ほとんど栄養が入ってない+完全吸着系のプラチナソイルを
進めるんです。(別に業者の回し者ではありません(笑 )
コケとの戦いはこれに尽きると思います。
週に一回の換水ではあまりにも水中に栄養がありすぎます。
だからこそ、カリウム不足で余計に水草が栄養を吸収しづらくなると
私は思います。
おそらく水道水にもカリウムは含まれています。
そこで定期的に換水をしていれば、肥料なんてなくても自然に
水草が必要な栄養素(カリウムや鉄分)等が補給されていくので不足になることは
すくないかと思います。
水換えが少ないってことは、次に水換えするまでに水草たちが栄養素偏って吸収しきっているってことですからね。


しかも、そこで毎日大量の餌をあげてたらどうなります?
窒素やリン酸ばかりが蓄積されていくだけです。
だからコケが蔓延るんです。


コケは偏った栄養素だけでも成長していくみたいです。
ここが一番厄介なんですけどね(笑


だからバランスを保つためにも、水換えをして、
餌を少なめに、魚の量も少なめに。
っていうことなんです。






結局のところ、
コケの生えない水槽にするには結構面倒なんです。
これらを継続してやっていかなければならないのですから。


でもね。


コケが蔓延った水槽ってどうです?
みてて不快だと思いませんか?せっかくならピカピカの水槽を眺めていたい
ものです。


そう。
私みたいに水換えが好きな人間にとっては別に苦じゃありません。


ですが、一つ。


コケが蔓延ってからあれやこれや手を尽くしてお金もかけて手もかけるより
毎日少しづつメンテナンスしてやるほうが楽だと思いません?
少なくとも私はコケが生えてからドタバタするのは御免です。
それならコケが生える前に少しづつ少しづつ手をかけてやるほうが全然いいです。
そうなんです。
少しづつでいいんです。
何事も焦りは禁物。
少しづつ。



とりあえず、今日はこの辺にしておきます。











質問や疑問に思ったことは遠慮なくコメントくださいね。
私のわかる範囲以内で全てお答えいたします。
あ。。クレーム以外なら受け付けます(笑
ちなみに…
このページにて、色々実験や自作などを公開してますが、
同じように真似をしても、もしかしたら上手くいかないかもしれません。
水槽それぞれ、全てにおいて
環境 設備 管理 
これら条件が一緒でも同じようにはなりません。
なので、自分でやる場合には、全て自己責任でお願いいたします。
クレーム、文句等、一切受け付けませんので、あらかじめご了承ください。